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日々の出来事をうつらうつらと
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ちわぁ~、最近、バン子がストップランプ点きません病、GAGがテールランプ点きません病と
苦手な電装系トラブルに見舞われててちょっとブルーな太郎です。

バンバンの方は、いつものスィッチ故障と思われる、GAGの方はいまいち分からんのでとりあえずバルブ新品を注文。ついでにGAG号はスピードメータも動かなくなったのでケーブルも新調。
ってかまだパーツが普通に出る事にちょっと感動w
ついでだったんで、バンバンのハンドルも新調。
届くのは来週だろうか?クックック楽しみじゃわい。。。

さてさて。
最近は雨の日も多く、なかなかで歩けないので、必然的に読書量も増えてきます。
最近、読んだ中で特に良かったのをまたまた簡単にご紹介~



CIMG0650.JPG まずは、「 俺たちのコンビ二 」
 富山県の氷見が舞台。
 新米店長とティーンエイジャーの高校生アルバイト
 が織り成す奮闘記。
 なんつーか全体に漂う雰囲気が好き。
 場所も大好きな所で余計に、ね。
 高校生たちの、彼ら彼女らなりの責任感がなんとも
 心地よく感じられる。





CIMG0651.JPG 
 リリー・フランキーの「 ボロボロになった人へ 」
 誰しも、人生やってたら挫折したことってあると思う。
 そんなどん底の中からちょっとでも、今よりましな、
 光の差すほうへ抜け出そうともがく人の物語を
 綴る短編集。
 なかなか上手くいかなかったりすることの方が多いんだけど、
 そんな姿に素直に共感出来ました。




CIMG0653.JPG
 植村直己の「 青春を山に賭けて 」
 バイク乗りには、TWで北極に行った人、と説明した方が
 分かりやすいかな。
  冒険家としては出色の植村さんの、主に初期の頃の冒険記。
 好奇心だけで世界へ飛び出していくそのバイタリティに
 沢山パワー貰えますよ。





CIMG0652.JPG
 最近、特に嵌ってる 乃波アサ の
 「 いつか陽のあたる場所で 」と「 しゃぼん玉 」
 前書は 前科者の女性二人が娑婆に出てからの
 友情を交えつつ仕事や恋愛に向き合っていく物語。
 妙齢の女性二人、ってシチュエーションが個人的に好きなんだわ。
 ツーリングとか山登りとかでもたまに見かけるけどなんかいいなぁ~って
 いつも思います。


シャボン玉の方は、強盗を繰り返すどうしようもない青年が、ひょんなことから宮崎県の
山中の老婆といっしょに暮らすようになり、婆ちゃんや村人との交流から、徐々に考え方が
変わっていく、という割と あるあるなストーリーなんだけど。
人物描写がいいんだろうね。劇中、一貫して流れる婆ちゃんの優しさが染込んでゆき、
ラストでどーんと涙腺を壊してくれます。読後のいいもんみたなぁ感ぱねぇっすw



CIMG0655.JPG  
 戦時、日本に連れてこられて、強制労働に従事させられた
 韓国人の話。
 昔、この国が他国の人間に対して、何をしたかを知っておく
 事って大事だと思う。
 その上で日韓の関係について色々と考えさせられますよ。






CIMG0654.JPG


 斉藤純の「 銀輪に花束を 」
 ロードバイクをとりまく色んな話を短編に収めてます。





 向かい風や、心が折れそうになる坂道。
 漕いでも漕いでも、その先に誰かがゴールテープ持って待ってるわけでも
 ないし、賞賛を受けるわけでもない。
 それでも達成感を感じるために、自分の力でペダルを漕ぐサイクリストに向かって、
 同じく、サイクリストでもある斉藤さんからの言葉の花束なんじゃないかな?って
 タイトルを自分なりに捉えてみました。
 これは自転車乗りじゃなくても、バイク乗りにもお勧めの一冊です!



CIMG0657.JPG
 山田深夜の最新作「 ロンツーは終わらない 」

 いつもの山田節全開です。
 今回は親と子がテーマ。
 面倒なんで説明しないけどw やっぱ山田深夜はいい。




 
最後は 武田宗徳の「 RIDER'S STORY 2 」
確か 1の方は以前、紹介してたと思うんだけど。
本がどっかにいってて探しても見つからないので写真はなしでw
今回も バイクに纏わる色んな短編が収められています。
個人的には冒頭の
頑固親父のバイク屋の話「 ばかやろぉが聞きたくて 」と
作者自身10年間乗ったエストレアを廃車にした時の物語「 愛車との別れ」の2篇がお気に入り。
バイク乗りなら共感できる話が多いんで是非!詠んでみて下さいな。













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 ちわぁ~、普段更新しないので出来る時にバンバンやっていきましょうw
年末年始にかけて読み漁った本の中から個人的に良かったと思うものを
いくつかご紹介&簡潔レビューしておきましょう。


CIMG0554.JPG








劇団ひとりの「 陰日向に咲く 」。
これはお笑い芸人ってフィルターは外して読むべき。
ほっこりした気持ちにさせてくれる内容でした。


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朱川湊人さんの「 かたみ歌 」
内容は上のと似てますが、こっちはより昭和の香りぷんぷんの
人情物語。昭和生まれならとりあえず読んどけ。



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垣根涼介氏の「真夏の島に咲く花は」
今回紹介してる中では割とノーマークやったんすけど、
一番気に入ったかも。南国の楽園、フィジーを舞台にした
若者達の群像劇。あ~イキテェ。


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石井光太の絶対貧困。
東南アジアの貧困地域の実態に迫った内容。
日本じゃまず報道されないリアルを知りたいなら是非。


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日本人なら誰もが知ってる有名な零戦。
おじいちゃんが戦時、戦闘機乗りだったこともあり、
搭乗員はどんな気持ちで乗ってたんだろうって好奇心から
手に取りました。戦争が終わって60余年。
この年数を永遠に続かせる為にも昔、何があったのかを知ることは
大事なんじゃないか、って思たよ。


CIMG0556.JPG








山岳文学の一番星、新田次郎氏の「孤高の人」。
上下巻で長編なんですが、一気に読んでしまいました。
主人公の文太郎が作中で言った台詞、
「 孤独になることよりも埋没することの方が怖い 」。
印象に残りましたね。
俺の中のマイバイブルリスト入り決定です!

もっとあるんですが、とりあえず今日はこの辺でほなさいなら。
いや~読書っていいもんですね。





ちわぁ~、わてや~太郎や~

え~日が落ちるのも早くなってまいりまして、いよいよ秋の気配も濃厚に
漂い始めてまいりました今日この頃、バンコロ乗りの皆様方は如何お過ごしでしょうか?

夜、つーか寝る前は大抵、だらだらと本を読みながら過ごす事が多いんですが、
最近、読んだ中で面白かったものを数冊、今日はご紹介。
おなじみの作者ばかりですがw


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まずは熊谷達也さんの「 七夕しぐれ 」。
マタギや東北伝承ものが得意分野な氏ですが、こういった懐かしきあの頃モノも
なかなか読ませてくれます。
内容は、転校してきた小学生が、学級内で差別に会ってる子との友情や
差別に対する疑問、正義感なんかをいつもの熊谷節で描いてるんだけども、
なんつーか、随所で懐かしい雰囲気満載です。あ~、あったよなぁ、、、みたいな。
大人目線でしか子供を見れない大人の方にこそ、お勧めしたい一冊です。



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次は新田次郎さんの 「 八甲田山 死の彷徨 」。
いきなり重いもんもってきてますが、ゴールデンウィークで
行った際に、恥ずかしながら、昔のかの地であんな悲劇が起こっていた事を
知らなかったんでね。あの地で銅像を見て初めて知ったんよ。
で、興味があって、読んだんだけど、なんともいえず迫力や当時の
切迫感なんかがよく伝わってきて、興味深く読めました。



book_4.jpg







これは偶然、本屋さんで見つけたんだけど、良かったです。
バイク旅ってわけじゃないんだけど、旅の手段はなんであれ、
感じる事や想う心に変わりは無いと思んだよね。
旅先で感じた作者の繊細な心の機敏が、なんだかとっても心地よく、
心に一陣のそよ風が吹き抜けていくような、そんな一冊です。
旅好きなバンバン乗りの方なら、是非。


book_3.jpg











登場回数NO1の北方謙三さんの最新作?になんのかな。
「望郷への道 上・下」
基本的には、いつもの漢の生き様とは?的な物語なんだけれども、主人公を支える
妻のほうにも、スポットが当てられてて(北方さんには珍しい?)
ちょっぴり新鮮です。
ラストは涙なしには見られんかったとですけん。。。。
なんだか最近やる気でねぇなぁ。。。。なんてシックな気持ちになってる人にこそ是非!


今回はこんなところで。











皆シャンこんバンバン。
気がつけば好きになっていたのはゆっくり走れるバイクでした、の太郎坊どすえ。

私の夜の営みwは大体、本読みながら瞼が重くなるのを待って寝る、というパターンが多いわけで、
夜も長くなってくる秋は当然、読書量も増えてくるわけです。
まぁそんなこって、最近読んだ中で特に面白かったものを、今日は紹介。
作者は何度か紹介している、熊谷達也さん。
タイトルは相剋の森。
まぁ簡単に内容を説明しておきますと、東北地方のマタギを取材する女性が、
動物愛護団体で活動する人達や、マタギ、動物カメラマンなど様々な人達と触れ合ううちに、
動物と自然の真の共生とは?という問題に悩む様を描いた長編です。
小難しい説明しましたが、とっても読みやすくて、でも、ちょっと考えさせられる内容で
非常に興味深く読みすすめました。

普段、何気なくTVで集落に熊が出没した、なんてVTRも、これ読んだ後だと色々思うことも
ありますね。
人気の無い山道を一人で走ってるときに感じる、言いようの無い恐怖感を一度でも
体験したことのあるそこの貴方。是非手にとってみて下さいな。


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 右のは気にしないでw







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 偶然寄ってきたガースー祭りタソ
 そんな目でみちゃついついおやつに手が伸びるジャマイカw












ちわぁ~太郎肥ゆる秋皆様如何お過ごしでしょうか?
レコーディングダイエットを始めようと思ったけど、
ノートが手元に無かったので、止める事にしました太郎坊ですwww

さて、今日もとっておきのバイク小説をご紹介。
池田伸さんの「路上へ」です。

ホットバイクジャパンってバイク雑誌で編集長を務めてらっしゃった事もある氏の
今までのツーリングの紀行文って感じの内容なんですが、とってもいい本です。
何が素敵かっていうとですね。。。

ツーリングとか出ると、色んな感情を持つと思うんだけども。
相棒への想い、ひとり旅の寂しさ、新しい道への高揚感だとかね。
そういうことって、特に俺なんかは言葉に出して表現するのが苦手って言うか、
うまく表現できないんだけれども、氏の文章はそれを代弁してくれるというか、
思わずうんうん!って頷きなるほどに文章として形にするのがうまいのですよ。

全ての旅好きのオートバイ乗りへ。
是非手にとって欲しい一冊だと思いますよぅ。


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ちなみに、この本は、去年の大晦日、伊豆のサイクル屋のティピーに泊まった時に、
置かれていたのを読んで速攻、虜になったんです^^








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